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透析で喉が渇く

透析中の飲水制限「もっと飲みたいのに…」と感じるあなたへ

「透析までの体重増加が多いから水を控えなさい。」そう言われるのは分かっているけれど、喉が渇いてどうしようもない。

隠れて水を飲んでしまい透析室で怒られる。そして自己嫌悪に陥る…。 そんな辛い経験をされている患者さんは少なくありません。

喉の渇き(口渇:こうかつ)は、人間の最も原始的な欲求の一つです。これを意志の力だけで我慢するのは、拷問に耐えるようなもので誰にとっても不可能です。
「飲んではいけない。」と自分を責める前に、なぜそんなに渇くのか?どうすれば渇きを紛らわせることができるのか?を理解し、一緒に作戦を練りましょう。

そもそもなぜ喉が渇くのか?

透析患者さまにとって、喉が渇く最大の原因はやはり塩分です。

人間の体は、体液の塩分濃度を一定に保とうとします。しょっぱいものを食べると血液中の塩分濃度が上がるため、脳が「水を飲んで薄めろ!」と強烈な指令を出します。これが渇きの正体です。

水制限をする前に、塩分制限をしなければこの指令は止まりません。 逆に言えば、塩分をしっかり控えると驚くほど喉の渇きが収まるのです。 また、血糖値が高い(糖尿病)場合も、血液がドロドロして喉が渇きます。血糖コントロールも重要です。

飲む以外の水分補給テクニック

どうしても口の中が乾く。さっぱりしたい。そんな時に、ガブガブ飲む以外の方法で満足感を得る方法を紹介します。

氷をなめる

氷を1個口に含んで、ゆっくり溶かします。水をごくごく飲むよりも長時間口の中が潤い、満足感があります。ただし、氷も水です。製氷皿の氷1個は約15〜20ml。10個食べればコップ1杯分になります。「1日〇個まで」と決めて楽しみましょう。

うがい&スプレー

冷たい水でうがいをして吐き出すだけでも口の中はスッキリします。また、小さなスプレーボトルに水やレモン水を入れて、口の中にシュッとひと吹きするのも効果的です。霧状の水が口全体に広がり、少量の水で潤った感じがします。

酸味を利用する

レモンの酸味は唾液の分泌を促します。唾液が出れば口の乾燥感が和らぎます。

ガムを噛む

ガムを噛むことも唾液腺を刺激します。糖分のないキシリトールガムなどがおすすめです。

「週4回透析」は喉の渇きを和らげる効果も

透析患者さまが一番つらいのは、中2日空いた時の週始めの透析ではないでしょうか?

透析と透析の間隔が空くと、

  • 体に水分がたまりやすくなる
  • 体液バランスが乱れる
  • 血液が濃くなる

といった状態になり、体は「水を飲んで体液を調整しよう!」と働くため、強い喉の渇きを感じやすくなると言われています。

そのため、「透析の中2日を作らない」ことは喉の渇き対策にも有効です。

週4回透析をすれば1回に引く除水量が少なくて済み、体調も安定します。うぐいす内科クリニックでは希望者に週4回透析を行っています。気になる方は一度スタッフにご相談ください。

院長より

すべての患者さまに週4回透析が必要というわけではありませんが、「喉の渇きが強く、水分制限がとてもつらい!」という方の場合、透析回数の調整が役立つこともあります。

当院では、患者さん一人ひとりの体調や生活に合わせてオーダーメイドの透析をご提案しております。透析の頻度などご相談がある場合は、私やスタッフにお気軽にご相談ください。

 

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